月経カップや吸水ショーツって実際どうなの?お仕事にも使える?それぞれのメリット・デメリット

毎月やってくる生理。生理期間中は蒸れたり、腹痛があったりと不快な症状が続くもの。

風俗で働く女性の間では、生理期間中は海綿を使うことが一般的ではありますが、正直快適!とまでは言い難いですよね……。
昔から女性を悩ませてきた月経問題ですが、ここ数年で月経カップや吸水ショーツなどの画期的な商品が次々と取り上げられるようになりました。
聞いたことはあるけれど、実際に使ってみたことはないという方が大半ではないでしょうか。

この記事では、最近話題の吸水ショーツや月経カップってどうなの?という疑問をもとに、使い方、それぞれのメリットとデメリットについて書いていきます。

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月経カップの使い方


月経カップ メルーナ 取り出しやすいリング型
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月経カップはこのようなカップ型をしているのですが、それぞれステム型・リング型・ボール型が存在します。

違いは取っ手の形です。

ステム型は棒状、リング型は指が入るもの、ボール型は丸っこい取っ手

どれを選べばいいの?と困ってしまうかもしれませんが、月経カップが初めての方にお勧めなのはズバリ、リング型です。

ステムやボール型だと指二本を使って取り出す必要がありますが、リング型においては、持ち手のリング部分に指一本ひっかけるだけで済むからです。

サイズに関してですが、子供を産んだことのある経産婦の方や量がよっぽど多い人でなければSサイズで十分です。

合わないサイズの着用は、膣を傷つけることになるので気を付けましょう…!

使い方は、水で十分に濡らしたカップを小さく折りたたんで挿入するというシンプルなもの。

ただし、その折り方に苦戦する人多数!

以下の三種類が、主な折り方となります。

「Cフォールド」は、アルファベットのCのようにカップを折り曲げたもの。

簡単に折れて中で開きやすいのですが、先端が小さくはならないため入れ辛さを感じるかもしれません。

カップの縁を少しずらすと入れやすくなります。

「パンチダウンフォールド」はカップの縁を中に押し込むので、月経カップの先端が小さくなります。

一番入れやすいと人気の入れ方なので、まず初めにこちらを試してみるのがお勧めです。

セブンフォールド」は縁を斜めに二つ折りして、折り口が数字の7の形にする形。

カップが元のかたちに戻ろうとする力が強いので、カップが中で開かない方は、こちらの折り方を試してみると良いと思います。

紹介した三種はあくまでも、主流の折り方なので、折り方の種類はまだまだあります。

試行錯誤しながら自分が入れやすい折り方を見つけましょう。

きちんと入ったことを確認したら、カップが中で開くように少し回転させて完了です。

慣れれば簡単なのですが、初めての方は苦戦するかもしれません。

さらに、月経カップを着けて心配になるのは「これ、とれなくなったりしない…?」というもの。

取る時は、少しいきんで人差し指と親指で挟んで取り出します。

「奥にいっちゃった!?」と焦っても、深呼吸して落ち着いて行えば大丈夫です!

慣れないうちはお風呂場で着脱するのが安心です。

 

メリット

まず一番にメリットとして挙げられるものは、とにかく快適!ということです。

着け心地がいい

着けていて違和感がありそう……と思われがちな月経カップですが、上手く着用できると意外にも異物感はあまり感じず快適です。

むしろ、ナプキン着用時の方が擦れる感じがしたりと「着けてる」不快感は強いかもしれません。

下着を選ばない

タンポンや海綿と同じように使用できるので、下着を選びません。

タンポンのように紐も出ず、見た目からは全くわからないところもポイント。

生理中でも可愛い下着を着れるのは良いですよね!

臭いが気にならない

生理時特有の臭いが嫌いな方は多いと思います。

経血は排出された時点では無臭なのですが、空気に触れることで雑菌が繁殖・時間経過によって臭いが発生します。月経カップは膣内に装着するため経血がほとんど空気に触れず、嫌な臭いになりません。

雑菌が繁殖しないので、衛生面でも安心です。

肌トラブルが防げる

ナプキンを使わないので、痒くなったり蒸れることがありません。

肌が弱い方も安心して使えるところもポイントです。

かさばらない

ナプキンを持ち歩くのって、地味に荷物として幅を取ります。

また、ナプキンそのものではなくとも、三角コーナーが掃除のときに邪魔!

月経カップの使用によって、そうしたストレスからも解放されます。

軽くてかさばらないので、旅行の時も気軽なものです。

ゴミにならない、節約になる

生理は閉経まで何十年もお付き合いするものですから、女性の一生分のナプキン額を考えるとなかなか馬鹿になりませんよね。

月経カップの嬉しい点は、月々のナプキン代が浮くこと!

さらに使用後に煮沸消毒を行えば、何回でも使用可能なのも良い点です。

ちなみに、一日一回の洗浄が必要なわけではなく、生理が始まった時と終わった時に行えば大丈夫。

きちんと消毒を行っていれば、だいたい10年は使えるとのことで、初期費用はかかるものの、結果的には経済的と言えるでしょう。

 

デメリット

手間がかかる

慣れるまでが大変!

メリットたくさんの月経カップですが、慣れるまで苦労するのは誰もが通る道のようです。

失敗談も様々。数時間悪戦苦闘の末上手く装着できなかったり、漏れてしまったり、外すのに失敗して血だらけになったり…。取り外すのは外では無理!という声も聞きます。

だいたい2~3回目の生理から慣れてくる方が多いようですが、こうした一連の作業に慣れるまでに使用を断念する人もいるようです。

消毒が手間!

何度も使えるのは経済的ですが、衛生観点からいっても毎月の消毒は必須。

基本的には持ち歩きの必要はない月経カップですが、一日中外にいる場合は月経カップを2個持ちの方が安心かもしれません。また、その場合には使用した月経カップをすぐにしまって持ち歩けるように除菌シート等を持ち歩く必要があります。

正しく使わないと危険性も

長時間使用は厳禁です。

タンポンでも同じことが言えるのですが、長時間の使用によってトキシックショック症候群(TSS)になる危険性があります。TSSは、黄色ブドウ球菌によって引き起こされる感染症です。
発症からごくわずかな時間で重症化し、なかには手足を切断することになったケースも。

しばらく前まで、月経カップを使用したTSS感染の実例はないとされていたのですが、最近になって月経カップによるTSS報告が上がってくるようになりました。
ただし、その例ではいずれも推奨使用時間を超過して使用していたので、あまり怖がりすぎなくても大丈夫。

皆さん、正しく用法は守りましょう……!
タンポンよりもTSSリスクは低いのですが、長時間のつけっぱなしはしないこと。
カップの種類にもよるので確認必須ですが、最長で12時間程度が使用時間目安です。

吸水ショーツ(月経パンツ)

吸水ショーツ
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通常のサニタリーショーツは、ナプキンの羽がしまえるようになっている作りのものを指しますが、吸水型のサニタリーショーツは、ショーツ自体が経血を吸収してくれるためナプキン不要です。

ものによってはショーツ1枚でナプキン複数枚分の吸水ができるという優れもの!
気になるお手入れは、ぬるま湯で20分つけ置きした後、ネットに入れて洗濯で完了。

メリット

月経カップにもあった「着け心地がいい」「臭いが気にならない」「肌トラブルが防げる」「かさばらない」「ゴミがでない」という月経カップのメリットは、ショーツにも共通しています。

これだけでもだいぶ嬉しいメリットではありますが、月経ショーツならではのメリットは以下です。

手間いらず

ナプキンをトイレに行くたびに持ち歩いたり、付け替える手間を全く気にせずに過ごせます。

月経カップのように慣れるまで悪戦苦闘するということもなく、パンツを履くことさえできれば誰でも着用できるのも嬉しいポイント。

買ったものの、使わずに「そういえば、あれどこやったっけ?」なんて憂き目に合う確率は限りなく低いでしょう。

ズレない!

ズレを気にしないで過ごせるのも、ショーツならではの強み。

普段の下着と変わらずに過ごせるお手軽さと気楽さが魅力です。

合わせ使いしやすい

タンポンや月経カップと併用しやすいところも良い点です!

月経カップよりも、気軽に使い始めることができるのも便利。

旅行先での保険の一枚に、睡眠時に着用するために、一枚持っていれば何かと便利。

デメリット

一枚では心もとない!

血の量によって異なりますが、多い日は半日もたずズッシリとした重さを感じます。

吸水ショーツのみで過ごしたい人は、数枚購入する必要があります!
ちなみに経血の量が増えるとナプキンほどではないものの少し臭いが気になってくるので、抗菌防臭加工されたものを選ぶと安心です。

値段の高さ

一枚相場5000円と安くはないですし、洗い替えや量の多い日のことを考えて複数枚購入すると考えると更にコストがかかります。

ちなみに、乾くのに時間がかかるので、洗い替えはあったほうが便利です!

コスト面ではやはり月経カップに劣りますね。

 

まとめ

課題もありますが、今後さらに改善されていくことを考えると、憂鬱な生理問題が解決できる日も近いかもしれません。

日々進化を遂げている生理用品の進化にこれからも目が離せません。

ヘルスやソープのような下着を脱ぐ必要のある業種で働いている方には、紹介した月経カップや吸水ショーツの使用は難しいかもしれませんが、気になっているという方は是非使用を検討してみてください。

まだお店選びに迷っている方は、メンズエステのように完全着衣で働ける業種を選ぶのもおすすめです。
掛け持ちを歓迎しているお店もあるので、生理の時だけ完全着衣でお仕事できる別店で!という働き方もいいですね。

裸にならなくてもOKなお仕事はこちら

とはいえ、そもそも生理期間中は免疫も落ちる時期。本当はゆっくり体を休めることも大切です。
生理休暇が取れるお仕事を探して、無理なく過ごすという選択肢もありますので、何よりも身体を第一に、お仕事に励んでくださいね!

そもそも、生理期間を早く終わらせたい!と願う方は、是非こちらの記事も参考にしてみてください。

 

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wakeshi

神社仏閣巡りが好き。返納忘れのお守りが山となり、逆効果な気がしている今日この頃。墓には御朱印帳を入れてほしい。