お客様が水虫っぽい……風俗で働く女性ができる対策
水虫の正体「白癬菌」とはどんなもの?
水虫の正体は「白癬菌(はくせんきん)」と呼ばれる菌です。この白癬菌が皮膚に入り込むことで、かゆみや炎症、皮膚の硬化などを引き起こします。
水虫は日本人の約2割が感染しているといわれており、年齢が上がるとともに罹患率が上がるのが特徴です。
水虫は高い湿度を好むので革靴を履くサラリーマンに多いイメージですが、近年はブーツを好んで履く若い女性にも増加しています。
この白癬菌は主に頭や体、股間、手、足、爪に感染しますが、圧倒的に多いのが靴を履くため蒸れることが多い足。
指の間がジュクジュクしていたり皮がむけているようなら一見しただけで「水虫だ」と判断できますが、かかとに感染している場合はかかとの皮が厚くなるだけで自覚症状がなく、一見しただけでは「水虫なのか」「かかとの皮が厚くなっているだけなのか」がわかりません。
しかし、水虫によって厚くなった皮膚がはがれ、それがキャストの体につくと、そこから白癬菌が入り込んでキャスト自身が感染してしまう可能性があります。
とはいえ、皮膚についた白癬菌が角質に入り込むまでには約24時間かかるので、1日に1回しっかり体を洗うことで、ある程度の感染は予防できます。
ただし、傷口などに白癬菌がついた場合は、約12時間で感染するというデータもあるため注意が必要です。
マットプレイや足舐めサービスはとくに注意!
風俗で働く女性がとくに注意を払わなければならないのが、マットプレイや足舐めサービスです。
ソープランドでお馴染みのマットプレイでは「おっぱいで足をマッサージする」ことがありますが、乳首は皮膚が柔らかく普段は下着に包まれて湿度が高めなので、菌が付着すると感染する恐れがあります。
また、お客様の足舐めサービスもキャストの皮膚に菌が付着する可能性が高い行為なので、とくに注意しましょう。
とはいえ、明らかに体に症状が出ている場合ならまだしも、判断しにくい足の水虫を理由に利用を断ることは難しいものです。
では、水虫のお客様に当たったときのキャストはどう対処すべきでしょうか?
水虫のお客様に当たったときのキャストの対応とは?
水虫に感染しているお客様とマットプレイを行う場合には、とくに皮膚が弱い乳首は足に触れないようにしましょう。足舐めは「お店のルールで舐められないんです」と断ってもOKです。
その他の対策としては、プレイの始めに殺菌力の強い石鹸でお客様の体をよく洗うという方法があります。
クリアレックスやグリンス、手術のときの消毒にも使われるハイアミン液なども効果的ですが、殺菌効果が高いものを使っても完全に殺菌できるわけではありません。
油断は禁物ですが、きちんと洗うことで感染リスクの低下が期待できます。
また、プレイの後はしっかりと体を洗うことも大切です。お店がボディーソープなどの用意してくれていない場合は、自分で準備をしておきましょう。
風俗のお仕事に限らず、日常生活でも水虫に感染するリスクは誰にでもあります。お仕事の時はより気を付けて感染を防ぐためにも、お客様の体に水虫を見つけたらその部分には触れないようにする、殺菌効果の高い石鹸を使うなどの対策が必要不可欠です。
しっかりと注意をして、安全に風俗のお仕事に取り組みましょう。
Lightning
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