風俗キャストインタビュー
- 女装コンセプトのM性感!お客様にメイクをして一緒に楽しむ特殊なお店。客層はとっても紳士的!
- 風俗要素がほぼない⁉ 五反田の女装M性感『私はキャサリン』で働く、MIKA(ミカ)さんにお話をお伺いしました。ここで得られるお金よりも大きなメリットとは…⁉
- MIKAさん(28)
- 私はキャサリン
- 五反田SMクラブ・M性感
Interview 2024.09.19
インフォメーション
エリア | 五反田 |
業種 | M性感 |
お店のコンセプト | 女装M性感店 |
待機 | 集団待機だけどほぼ一人 |
ミカさんの日給平均 | 不明(1.6万円以上) |
ミカさんの月給平均 | 6~7万円(月4回出勤なので) |
ミカさんの勤務時間 | 週1日 |
風俗経験 | M性感経験あり/入店2年 |
働き方 | 別のお仕事と掛け持ち |
働く理由 | 本業の足しにするため |
女性同士でメイクを楽しむあの感じ!
五反田『私はキャサリン』のMIKA(ミカ)です。年齢は、お店の女の子はみんな20代後半くらいの設定でやってるんですけど、特にお客様に聞かれることもないし、言う機会はそんなにないんですよ。
- 今は入店してどれぐらいになりましたか?
2年くらいです。他のお仕事と掛け持ちしてるので、空いた時間でこちらに出勤しています。
- 『私はキャサリン』の求人はどうやって見つけたんですか?
知人の紹介です。系列の五反田M性感『きのした美療』と『私はキャサリン』のどちらのお仕事も選べたので、どちらにも在籍しています。でも私はこういうお仕事が初めてだったので、女装プレイは初めて経験しました。
- 未経験だったんですね、最初はどう思いましたか?
驚いたけど、特に偏見はなかったです。学生時代にスタイリストのお手伝いをしてたんですけど、男性でもドレスを着たい方が結構多かったんです。なのでイメージはあんまり変わらないですね。
例えば女性同士でお買い物に行って、メイクグッズとか買ってキャッキャするみたいなのを室内でやる感覚です。お客様は男性だけど、女性として扱われたい人が多いんですよ。
- 差し支えなければ、どういったプレイ内容のお客様がいらしたか教えていただけますか?
今日はフルメイク希望のお客様でした。意外と細かくご要望があるんですよ。例えば「ナチュラルメイクにしてほしい」という人もいれば、つけまつげしっかり付けてギャルメイクとか。あとは70年代の海外女優風メイクを希望される方もいます、マリリン・モンローみたいなね。お客様側のビジョンがしっかりしてる人が多いです。
お仕事内容はまるでスタイリスト?!
- メイクが終わったら、お店でご用意した衣装かお客様の持ち込んだ衣装に着替えさせるんですか?
着替えて、カツラ(ウィッグ)も全部セットして。カツラも結構細かく希望があって、明るめの色で短くてとか、ボブがいいとか、ロングがいいとか。それをお客様がお店に伝えて、それを持っていく感じです。
- お客様の理想のイメージを再現してあげるお仕事に、ちょっと風俗要素を取り入れたみたいな感じですか?
そうですね。ただ、『私はキャサリン』のお客様は、風俗要素はほぼないんですよ。私のお客様の場合ですけど、やっぱり着替えたりメイクアップして、全く違う自分になりたい方が多いんです。
お店の衣装を揃えて行っても、お客様が持ってきた衣装や用意してあるメイク道具で女装して、それを写真に残すとか。「SNSにアップしたいから、それ用のを撮ってほしい」という人が多いです。
- 本当にスタイリストのお仕事みたいですね!
今日のお客様もスカートの角度とか決めてたくさん写真を撮りました。私が想像してたM性感(風俗プレイ)みたいな内容だと思ってたら、お客様が求めるものが全然違うんです。
友達に誘われて面接へ! M性感の女性たちが優しかった
- ミカさんが風俗のお仕事を始めたきっかけは何だったんですか?
大学時代の友達と遊ぶ約束をしたら、みんなで合流したときに1人が「ネットでこんなの見つけた」って勝手に風俗店に面接の電話しちゃったんです。
- 面白い友達ですね!
それで「一緒に行こうよ」って言われて行ってみたら、普通の風俗じゃなくてM性感だったんですよ。そこで働いてた女性の方が、すごく面倒見のいいお姉さんで。自分が想像していた業界のイメージと全然違いました。
- いい出会いですね。最初はどういうイメージだったんですか?
女性同士ギスギスしてるのかなと思ったけど、全然そんなこともなく。M性感だからか、すごく面倒見のいいお姉さんが多くて、私たちを気にかけてくれました。
- 確かに、M性感って気配りのできる女性が多そうです。業界に対するイメージはどう変化しましたか?
もともと、そこまでかけ離れた業界じゃなかったというか。私、学生時代にスタッフ側のバイトをしてたんですよ。映像媒体でしたけど、在籍女性をどういうコンセプトで売り出していくかみたいな、コンサル的なバイトをしていました。AVではないんですけどね。
- すごいですね。じゃあ、そこまで極端な偏見はなかったと。
ただ、一番違うのは、その時は映像媒体でしたけど、『私はキャサリン』では実際に人間相手のお仕事ですからね。そこは違うと思いました。
相手によって設定を変える身バレ対策
- ミカさんは身バレ対策は何かされてますか?
『私はキャサリン』は在籍女性全員が写真なしなので、すごく助かってます。写メ日記もないですし、年齢も設定がありますし。でも、お客様に合わせて趣味や好きな食べ物などは全部変えています。「この人はこういうのが好きそうだな」とか。
- すごい、それはもう覚えてるものなんですか?
人間相手だから、その人を見れば思い出します。わからない時はメモを取っておくので。これをする理由って、例えば『私はキャサリン』のお客様はいないと思いますけど、誰かにネットで叩かれた時に「この話を書いてるってことは誰だな」ってわかります。
- お客様によって話題を変えてるから、話してた情報が載ってたら誰だかわかると。
これ結構大事だと思います。身バレと一緒に、それはセットで考えてます。M性感の先輩方がみんなやってるんですよ。ノートをつけて「誰に何を言った、いつ来て、どれくらいの期間か」とかみんな全部メモを取っているので。それを教えてもらったんです。
- すごいです。M性感で働かれてる方って、知的な人が多いですよね。
考えることがいっぱいです。M性感は考えたり、仕分けするのが好きな人が多いですね。
『私はキャサリン』の特徴
特徴は、普段の現実世界とはちょっと離れたところに行けるお店。変身願望があるお客様におすすめのお店です。女の子目線で言うと、お客様にメイクしたり、お着替えをさせたり。それが楽しいと思える人には向いていると思います。
- ミカさんの場合は、プレイにほぼエロ要素がないのも特徴ですよね。
一応お店からおもちゃは支給されるんですけど、私はそれを使うことは本当にほとんどないですね。大体はお客様が自分で持ってきて、装着して待ってて、見せてくれる人が多いんですよ。
- 装着って、ブラジャーとか女性用下着のことですか?
いいえ、乳首に付けるおもちゃとかです。それで、私から「何それキモい!」って言われたいのか「キャー!」って言われたいのか、それも相手によるので、その判断はちょっと難しいかな。でも、本当にいろんな人に出会える仕事ですけど、今まで嫌な目にあったことはないですよ。
- 結構変わってる人が多いのかなと思ったんですけど、客層はどうですか?
普通の人も来ますよ。見た目がすごく普通の人。年齢はバラバラで、若い人は若いし。若い人の方が「SNSにアップしたいから」って来てますね。40代、50代の方は「YouTubeで研究したんですけど、これみたいにしたい」って一緒にメイク動画を見ながらやることもあります。
- やっぱり女性のほうが上手ですし、慣れてるから。風俗店っぽくないですよね。
私は2年前くらいに入店しましたけど、それより前のお姉さんたちについてるお客様は、多分プレイ重視なんだと思います。そこが結構はっきり分かれていますね。
- 古参の方より、最近のお客様の方がメイク重視な傾向があるんですね。
しっかりめのメイク希望されるので、私は自分の使い慣れたメイク道具も持ってきています。一応お店にメイク道具は揃ってますし、お客様がご自身のを持ち込むこともありますけどね。
『私はキャサリン』のお店の雰囲気や環境
環境は普通にいいと思います。私は週1くらいしかいないので、待機も一人の時が多いんですけど。居心地がいいし、待機中は自由に過ごせるので本業もできるのがメリットですね。
- ミカさんは、風俗のお仕事はずっとM性感なんですか?
はい。自分ができるギリギリのところがソフトサービスのM性感かなと思ったので、ソープやデリヘルに行くことは考えてなかったです。
- 『私はキャサリン』で働いてきて、何か印象的なエピソードはありますか?
さきほど少しお話した、マリリン・モンローとかの時代の海外女優さんが大好きなお客様がいて。ただ、男性は胸がないので、シリコンの胸を持ち込まれてたんですよ。荷物のお預かりもできるんですけど、最初は普通に片手で1個ずつ持てるくらいの胸で、下着も普通サイズだったんですけど。会うたびに「新しいのを海外から個人輸入した」っていって、どんどん大きくなってもう爆乳に。下着も日本じゃサイズがないから、海外から輸入してて。
私もそこまでは全然気にしなかったんですけど、シリコンって胸元に入れるときにちゃんとあたためないといけないんですよね。要するに、自分の体温と一体化させて装着して、自分の胸みたいな感じにするんです。そこの没頭の仕方が強烈でした。
- 大きいサイズを温めるの大変そうです。
それに合ったドレスとかも海外から個人輸入で買われてて、それが結構すてきなちゃんとしたドレスなんですよ。ご本人も「自分はこういうの合うと思う」みたいな、すてきな時間を過ごされて。なのに、終わった瞬間に普通の紳士な人に戻るのが、まだ慣れないですね。それこそ、終わって脱いだ瞬間に「もう大丈夫です」みたいな感じで。
- ギャップがすごい。
『きのした美療』ほうは、そういう方はそんなにいないんですけど。『私はキャサリン』のお客様は切り替えがはっきりしてて、やっとちょっと慣れてきたけど。「そんなに変わる?」ってぐらい、切り替えが激しい方もいて、それは楽しいですね。
あとは、メイクがすごくきれいにできたって褒めていただいて、「今日は落とさずにこのまま飲みに行っちゃう!」っていう方も最近いますね。すごく喜んでくださって、それは私も嬉しいです。
シフトは週1日からOK! 目標は海外移住
- ミカさんは週1日出勤とのことですが、それでもOKってすごくいいですよね。普段のお給料はどれくらいですか?
週1日だとバラバラだから、月で考えてます。月4日間の出勤で平均6~7万円かな。
- 副業でそれくらい稼げるのは大きいですよね。お給料は生活費に使う感じですか?
私は本業の仕事も兼ねて海外に行くことがあるので、旅費に使ってます。最近はもっと稼げるように投資もしてて。将来的な目標は海外移住ですね、海外拠点としていくつか家を持ちたいです。
ちなみに、M性感はタイで目覚めて来る人が多いんですよ。タイで女性の身なりをした(男性器が)付いてる人に誘われて、そのままされちゃって、ハマっちゃう人が多いんです。
メイクの幅も広がる! 興味があるなら『私はキャサリン』へ!
- ミカさんは、こういう高収入のお仕事のいいところと悪いところは何だと思いますか?
周りを見ていると、日払いで稼げるからすぐ使っちゃって、貯金ができない人はいますね。いいところは、普段の生活で知り合わない人と出会えることかな。
お金に関しては、『私はキャサリン』はソフトな内容だから、そこまで多くはないから。今はいろんな働き方があって、別に風俗じゃなくてももっと稼げるお仕事はあると思うんですよね。だから、お金じゃなくて「新しい自分に出会える」というか、好奇心があれば楽しめるところがメリットだと思います。
- ミカさんとしてはデメリットはあまりない?
多分、普通のデリヘルとかだと病気のリスクもあると思いますけど。『私はキャサリン』は衛生面は万全の対策をしていますし、不衛生なプレイはないから安全ですね。デメリットがあるとすれば、私の場合はお金があると趣味も増えるので、ちょっとセーブしたいなと思っています。
-『私はキャサリン』に入店して、ご自身が成長したなと感じるところはありますか?
メイク技術です。「こういう肌にはこういう下地が合うんだな」とか。自分にするのと人にするのでは全然違うので、メイクの幅が広がりました。
- いいですね。それでは最後に、『私はキャサリン』のような女装M性感について全然知らない女の子たちに向けて、何かメッセージをお願いいたします。
迷ってるなら、やったほうがいいです。『私はキャサリン』は少し変わったお店だけど、嫌なお客様もいないし、そういう目にあったこともないし。興味がある方や、人に影響を与えたい人とかもいいかもしれません。ぜひ応募してみてくださいね。